友人の紹介でさくっと決まった就職先。そこには思わぬ落とし穴が…

「そんなシマウマな話、あるわけないじゃない...」

友人の紹介で入社した整骨院!その結果は!?
信頼できるはずの友人から紹介された就職先。初めての就職に胸をはずませる若者にどんなしくじりがあったのでしょうか?

平均読了時間:2分

Q1.初めての就職活動、どのように進めましたか?

Kさん
就職先を探していた時に、同級生に紹介してもらいました。同級生からの紹介先だったので面接のみの選考で、すぐ採用してくれました。

Q2.入社する前と入社した後でギャップはありましたか?

Kさん
「ギャップしかない」ですね(笑)
技術をしっかり教えるって言ってくれてたのに、結局アドバイスなどは一切なく、「盗め」って言われてました。それで23時くらいまで練習をさせられるんです。わがままなのかもしれないですが、指導してもらってもっと効率的に技術は学べるんじゃないかと思いました。帰ろうとすると文句を言われましたね。
それに正社員は社保付き手取り20万って聞いてたのに、社保なし17万だった。
それに毎日の草むしりに暴力とかは日常茶飯事でした。開院は9時なのに7時出勤で2時間掃除。終わりは20時なのに23時までは掃除や練習。しかも教えてくれない。昼飯にカップラーメン食うなとかまで言われましたよ。(笑)色々と信じられなかったですね。

Q3.もし、就職活動をやり直せるとしたら何をしますか?

Kさん
もっとしっかり見極めないといけないと思う。そのために時間をかけて調べたり、人に聞いたりすると思います。

Q4.国家試験前に内定をもらうことについては、どう思いますか?

Kさん
モチベーションが上がるので国試前に取るべきだと思います!悪い様に言えばプレッシャーですけど笑

Q5.最後に、これから就職活動をはじめる学生にアドバイスを!

Kさん
ちゃんと決めなさい(笑)
しっかり考えて、後悔しない様に決めた方がいい。でも、一回失敗しないと分からないんじゃないかな。だから一回失敗するのもありだと思います。

編集よりコメント

編集部・塩田
前回に続き、とてもがっかりさせられるはじめての就職だったみたいですね。今回のポイントは「盗め」です。このキーワード、柔道整復師の象徴の様な言葉で、柔道整復師の養成学校が14校だった時代では「技術は見て盗め」が当たり前でした。そこから今では105校まで柔整学校が増え、時代と共に「家業・職人」という形態から「事業」として人を育てるという文化が出始めたんです。こちらの整骨院は典型的な「昔ながらの時代錯誤整骨院」です。ある程度の給与をちらつかせて中に入れてしまえばこっちのもんだくらいに思ってると思いますよ。皆さんは気をつけてくださいね。それと、一回の失敗もしないようにきっちりと就職活動を行なっていきましょうね。