無知ゆえに乗り越えられたハードな日々。振り返ってみて彼が思う「しくじり」とは?

ほかの人には言わないでくだサイ...

料理人から治療家へ転身
料理人として厳しい修行を積んだ彼だからこそ乗り越えられた試練。みなさんは乗り越えられますか?

平均読了時間:2分

Q1.初めての就職活動、どのように進めましたか?

Sさん
元々腰が悪くて整骨院に通っていました。その整骨院で本当に印象的だったのが「仕事を楽しそうにしている」でした。それでこの仕事に興味を持ったんです。
まずは整体師として整骨院に就職をして、翌年には柔整学校に入るという計画を立てました。もう本当にその時は『やってみたい!』という気持ちに純粋に従いましたね。みんなとプロセスが逆なので、学校で学んだ事が現場ですぐに活かせないのも分かっていたのはよかったと思います。ただ、正直今考えると整体師として保険診療にも入っていたので怖いですよね。若干うしろめたさがあります。

Q2.入社する前と入社した後でギャップはありましたか?

Sさん
ギャップかぁ〜、う〜ん。それはあまりなかったですね。というのも最初に入った職場がぼくにとってのイメージなんです。だから厳しい業界だなーと思うし、それに必死についていった感じです。調理師時代も厳しかったので、体力的な辛さは…なんとか耐えられましたね。きつかったですけど(笑)
治療面でいうと業界では綺麗事が多い気がするなーって思います。あえていうならそれがギャップですかね。「これをやれば治る」とか「これやれば患者さんはついてくる」っていうのが実際にはそんな事ないんですよ。正解がないというか。だからこそ面白いですけどね。

Q3.もし、就職活動をやり直せるとしたら何をしますか?

Sさん
当時整骨院かラーメン次郎で働くか迷ってたんですよ(笑)
それは置いておいて、まあでも整骨院で働く前に学校行きますね。学生時代は本当に大変だったのであの思いは…もうしたくないです。(笑)それにさっきも言ったように整体師や学生が整骨院で施術にはいったら、、、じゃないですか?正当なルートからにすると思います。それと多分調理師やらないで整骨院に最初から入ってますね!

Q4.国家試験前に内定をもらうことについては、どう思いますか?

Sさん
受かってからの方がいいと思う。落ちたら就職できないですからね(笑)
実際にそういう友人がいたんですよ。試験前からアルバイトしてて、そのまま就職予定だったんですが試験前の足切りで切られてしまって。。。それを見ちゃうと後からでもいいかなと思います。

Q5.最後に、これから就職活動をはじめる学生にアドバイスを!

Sさん
「こんなはずじゃなかった」っていうのはあると思う。
でもそこで辞めないで、この仕事の面白さを知ってほしいなと思います!

編集よりコメント

編集部・塩田
整体師〜学生時代は朝7時〜夜の0時まで働いてその中で勉強も行うかなりハードなものだったと聞いています。彼の言うキーワード、「楽しむ」は何もこの業界に限ったことではなく『仕事』というものに取り組む全ての人にとってのキーワードです。他業界からの転職、出遅れたスタートという2つが日々の業務を乗り越える原動力になり、『楽しむ』ことができるようになったんだと思います。